ヒールの傷と母の思い。
背を高く、自分をよく見せたくて
普段は履かないヒールの靴を履いた
下に履く靴下も靴には合わない短いものだったので
案の定
かかとの部分が靴に当たり、すれてしまい
小さな傷ができてしまった
こうなると自分で分かっていて履くのだから
まさに自業自得です
お風呂に入るときの痛さといったら
「スーッとヒリヒリ!!」痛い!
「かえって小さな傷のほうが痛いよね」
「今度からもう少し長めの靴下を履いたら?」
心配してくれる母の言葉
母が心配をする歳でもない娘の私
けれども
そんな些細な、小さな優しさが嬉しい
母とこのような話しができるのもあとどれくらいなのかと思うと
「ヒールの傷もあってこそ」かなと
ちょっと大げさに思う私が居る
ヒールの傷と母の思いを感じた日